【フリーランス】フリーランスエンジニアとして活動する時に気を付けておきたい4つのデメリット!

■この記事で解決できること

・フリーランスのデメリットが気になる!

・フリーランスで活動することのリスクを把握する!

・どんな弊害があるのか抑えておきたい!

こんにちは。Asaです。

IT業界の専門エージェントとして活動しており、年間500名のエンジニアに案件紹介・求人紹介・キャリア相談を行っています。

この記事で解説する【フリーランスエンジニアのデメリット】を読んで頂ければ、回避するべきリスクが見つかると思います。

目次

【1】生活(収入)が保障されていない。

当たり前ですが、フリーランスの場合、収入は保証されません。

仕事が無い場合は収入は0円になります。

今はフリーランス求人を紹介してくれるエージェントもたくさんあるので、

求人探しに困る事は少ないと思いますが、案件参画がすんなり決まるかどうかは別の話です。

また、参画が決まったとしても契約が継続するかどうかは分かりません。

スポットでの参画要請であれば、1ヵ月~2ヵ月で契約が終了する事もあります。

長期での参画予定となっていても、途中でプロジェクトが終了する事はよくあります。

基本的には契約終了の1ヵ月前に予告がある事が多いですが、法的には保証はされていません。

準委任契約の場合は途中で契約を終了する事が可能なので、2週間前~1週間前に契約終了が告げられる事もあります。(エージェントが介在している場合は顧客に交渉してくれます。

仮に月額70万円で仕事を受ける事が出来ても、単純に70万円×12ヵ月=年収840万円とはならない事が多いため、普段からリスクを考えて情報を取得しておく事をオススメします。

【2】正社員に戻りづらくなる。

フリーランスとしてのキャリアを歩みだすと正社員に戻りづらくなる傾向にあります。

これには大きく2つの理由があります。

「フリーランスで受ける単価と正社員の場合の給与が合わない」こと。

「企業側からオファーが出にくくなる」ということです。

フリーランスで受ける単価(報酬)は正社員よりも高くなります。

PGであれば低くても60万円/月くらいで受注できます。

しかし、月報酬が60万円/月の正社員求人は多くありません。

一方で企業側から見てもオファーを出しにくくなる事が多いです。

企業側から見た時に

・自由(わがまま)を求めないだろうか?

・メンバーと一緒にプロジェクトを進めてくれるだろうか?

・すぐに退職してしまわないだろうか?

上記の様な懸念を持ちながら選考することになり、結果的にオファーを出さないという結論になりがちです。

【3】キャリアアップの難易度が上がる。

フリーランスは既に持っている技術力を評価され、仕事の依頼を受けます。

腕を買われている訳なので、新しい技術を活用したプロジェクトには参画しづらいものです。

中にはフリーランスになってキャリアアップ、キャリアチェンジをしよう!と考えている方もいらっしゃいますが、

フリーランスになってから未経験の技術を活用しているプロジェクトに参画するのは、非常に難易度の高い事です。

正社員であればポテンシャルを加味してチャンスを頂ける機会は多いですが、

フリーランスにポテンシャルを期待する企業は皆無です。

また、PMポジションへのチャレンジの機会は多くありません。

クライアントからみたらあくまで外部人材なので、外部人材にマネジメントを任せるケースは少ないです。

そのため、30代後半~40代でもPGポジションで活動しようとする方がいらっしゃいますが、それはキャリアの寿命を短くする行為です。

年齢を重ねる程、PGで生きていくことは難しいので、30代後半~40代の方には、

正社員としての就職に力を入れる事をオススメします。

【4】本業の他にやる事が増える

フリーランスは本業の他にやる事が多いです。

これまで会社が手続きしてくれていた社会保険や年金等、税金納付等の手続きは全て自分でやらなくてはなりません。また、年度末には確定申告の手続きも必要になります。

更に領収書を整理し、帳簿も自ら管理し、税務署のチェックにも通過しなければなりません。

本当に総務部のありがたみを感じることになります。。

年間を通じてフリーランスとして活動する場合は、税理士や会計事務所に委託する事をオススメします。

「まとめ」

フリーランスエンジニアになるデメリットを記載させて頂きました。

キャリアは生き物なので、時機を逃すと大きく道がそれてしまったり、

50代以降に仕事が全くないという状況にもなりかねません。

自分のキャリアを常に見つめ、自分の欲しいキャリアを手に入れていきましょう。