【フリーランスエンジニアとして生きていくための3つのスキル!】
■この記事で解決できる悩み
・フリーランスになってもちゃんと稼いでいけるかな?
・フリーランスってどんな事が求められるの?
・もっと稼げるようになりたい!
現役キャリアアドバイザーのるいくんです。
IT業界の専門エージェントとして活動しており、年間500名のエンジニアに案件紹介・求人紹介・キャリア相談を行っています。
この記事で解説する【フリーランスエンジニアとして生きていくための3つのスキル!】を読んで頂ければ、身に着けるべきスキルが見つかると思います。
目次
【1】ITスキル
技術力
ITエンジニアとして独立する方は、技術力に自信のある方だと思います。
技術力がエンジニアとしての一番の自己紹介になりますし、
何か1つの分野でも精通していれば仕事に困る事は少ないです。
技術力といっても範囲が広く、「Web、スマホアプリ、クラウド、ミドルウェア、サーバー、ネットワーク」と多岐に渡ります。
職種(肩書き)も同様に幅広く、
・フロントエンドエンジニア
・バックエンドエンジニア
・インフラエンジニア
・ITコンサルタント
・ネットワークエンジニア
・サーバーエンジニア
・クラウドエンジニア
・フルスタックエンジニア………等
技術力も肩書きも範囲が広くなって混乱してしまいがちですが、フリーランスとして活動するために必要な技術力レベルは「自走できるかどうか」です。
要はプロジェクト内で戦力になれるかどうかという事だけですね。
プロジェクト内で自走できる目安としては開発経験が3年くらいです。
(中には1年~2年で自走できるセンスのある方もいると思います。)
基本的に一人で仕事を進められないとフリーランスとして生きていくのは難しいですね。
必要な技術(プログラミングスキル)
私の独断と偏見でニーズ(需要量が多い)がある言語を3つ紹介します。
1位:Java
まだまだニーズが高いプログラミング言語の一つです。
特に業務系システムでは多く活用されているので、習得しておけばこの先10年は安泰かと思います。ただ、20代~30代前半まではコーディングが出来れば需要が高いですが、30代後半からは上流工程の経験もしくは業界に特化した経験が求められてくるので、Javaを中心としたスキルをお持ちの方は毎年自身のキャリアの見直しをする事をオススメします。
2位:PHP
特にWebシステム&Webサービスにて活用されている言語です。
お堅い業務システムに活用される事は少ないですが、BtoB、BtoCともに広く使われているプログラミング言語です。
PHPについては多くのフレームワークが公開されています。最近では「Laravel」の人気が高まってきていますね。
フリーランスエンジニアのスキルを求めている企業も多く、習得しておけば30代後半までは安定して仕事を取る事が出来ると思います。
3位:Ruby(Ruby on Rails)
Webサービス系企業にて多く活用されている言語です。
日本発祥の言語であり、国内での人気が高く、まだまだ使われていく言語だと思います。
Rubyもフリーランスエンジニアのスキルを求めている企業が多く、習得しておけば30代後半まで安定して仕事を取る事が出来ると思います。
1~3位の解説と4位以降については別の記事にて解説致します。
【2】コミュニケーション能力
コミュニケーション能力はどの業界にいても非常に重要です。
特にエンジニア職種に関しては大きな勘違いが多く、技術に尖っていればいいんでしょ?なんて考え方の人も多いですが、実は非常に重要な能力です。
コミュニケーション力といっても曖昧なので、下記の3つに分けてみます。
傾聴スキル
耳を傾けると書いて「傾聴(けいちょう)」スキルですね。
人の話を聞くというスキルですが、意外とこれが出来ていない人が多いんです。
それによって要件や要求をはき違えて顧客の欲しいものと全く別物を作ってしまい、クレームに繋がるという事はよくあります。単純に人の話を聞けないやつだ。という烙印を押されてしまいますね。
また、聞いた後に「それってこういうことですか?」とまとめるのも一つの傾聴スキルです。顧客との意思疎通の確認にもなりますし、信頼も生まれてきます。
提案スキル
これはプロジェクト内で与えられている役割にもよります。
単純にウォーターフォール型で、自分の役割が構築であれば、仕様書通りに作る事が求められます。しかし、プロジェクトの規模が小さい場合、もしくは顧客がITに詳しくない場合は提案スキルが求められます。
顧客の理想と現状を見極め、そのギャップを埋めていくための提案力があれば、仕事が絶えないエンジニアになれると思います。
レスポンススピード
特にチャットでのレスポンススピードを意識しましょう!
遅くとも30分以内にはチャットを返すこと!
多少経験が浅くても、口下手でもチャットは即レスしましょう。
連絡が繋がらない、返信が遅い人が信用に繋がる事が少ないです。
誰でもできる事なので、仕事を進める上では意識しましょう。
【3】自走力
キャッチアップまでのスピード
フリーランスエンジニアは色んなプロジェクトに参加します。
それぞれのプロジェクトで文化が違うので、最初のキャッチアップが非常に大変です。
ルールやドキュメントが整備されている現場ばかりではないので、自分で過去のソースを見てキャッチアップを進める必要もあります。
特に参画して1ヵ月目が重要です。顧客も「どれどれ?」「どのくらい出来るんだ?」的な目線なので、1ヵ月目はとにかく集中してキャッチアップを進めましょう。
学習能力
プロジェクトを進めていれば分からない事も出てきます。
正社員ではあれば気軽に上司やリーダーに聞く事が出来ますが、
フリーランスの場合は中々聞きづらいというのが正直なところです。
そのため、普段から技術的な勉強は進めておきましょう。
この学習を自分で進める事が出来るかそうでないかでフリーランスとしての活躍の幅が大きく変わると思います。
ちなみに個人で勉強した形跡をGit等に残しておきましょう。
自分での振り返りにもなりますし、公開しておけば実績としてみて頂く事も出来ます。
いかがでしたでしょうか?
少しでも皆さんの参考になれば幸いです!